鳴門の渦潮クルーズで大自然を体感!津田の松原&淡路SAで小休止!|仙台⇒九州車旅!8日目

鳴門の渦潮クルーズで大自然を体感!津田の松原&淡路SAで小休止!|仙台⇒九州車旅!8日目

ずぴーずぴー

香川でのうどん巡りを満喫した後は、車を走らせて鳴門の渦潮観光へ向かいました。
途中に立ち寄った「津田の松原サービスエリア」では、塩味が効いたご当地ドリンク「龍馬塩サイダー」と濃厚な「ジャージー牛のアイスブリュレ」を味わい、リフレッシュ。

鳴門では迫力満点の遊覧船に乗り込み、自然が作り出す大迫力のうずしおを間近で体感。
その後、本州へ渡る途中の「淡路島サービスエリア」では、名物のロボット型ソフトクリーム『ロボソフトクリーム』を味わいながら、壮大な明石海峡大橋の絶景を堪能しました。

この記事では、道中の立ち寄りグルメから渦潮クルーズ、そして淡路島での見どころまで、充実の四国~本州ドライブ旅の様子を詳しくお伝えします。

前回までの経過はこちら!

香川から徳島へ、津田の松原サービスエリアでひと休み

香川のうどん巡りを終えて徳島へ向かう途中、立ち寄ったのが「津田の松原サービスエリア(上り)」。12時ごろの到着でした。
瀬戸内海に面した開放感あふれるロケーションで、ドライブの疲れを癒すのに最適なスポットです。

津田の松原SA
津田の松原SAからの景色

施設内には広い売店があり、地元の特産品やお土産が豊富に並んでいます。
また、フードコートでは讃岐うどん店があり、旅の途中で気軽に香川のうどんを楽しむことができます。
海を眺められるイートインスペースもあり、ゆったりと休憩できるのが魅力です。

津田の松原SA
津田の松原SA
津田の松原SA
津田の松原SA

そんな津田の松原SAで特に気になったのが、ご当地ドリンクやスイーツ。さっそく購入して味わってみました。

ご当地グルメを堪能!龍馬塩サイダーとジャージー牛のアイスブリュレ

まず試したのは「龍馬塩サイダー」。爽やかな炭酸の中に塩飴を溶かしたような絶妙な塩味が感じられ、汗をかいた体にぴったりのドリンクでした。

龍馬サイダー、ジャージー乳のアイスブリュレ


ただし、塩分が100mlあたり0.3g含まれているため、飲みすぎには注意が必要です。

龍馬サイダー

続いて、人気の「ジャージー牛のアイスブリュレ」。冷凍状態から10~20分ほどで食べると、ひんやりとしたアイスブリュレの食感に。

ジャージー乳のアイスブリュレ
ジャージー乳のアイスブリュレ


カラメリゼはもう少しパリッと感が欲しかったが、濃厚なミルクの風味が口の中でゆっくり溶けていく感じは絶品でした。

ジャージー乳のアイスブリュレ
ジャージー乳のアイスブリュレ

そしてふとラベルを見てみると、どちらの商品も高知県産。
今回の四国旅では高知だけ行けなかったけれど、思いがけずSAで高知の味を体験できたのは嬉しいサプライズでした。
こういうちょっとした出会いも、SA巡りの楽しみのひとつですね。

津田の松原SAの基本情報

津田の松原SA
  • 住所:〒769-2402 香川県さぬき市津田町鶴羽939−1
  • 電話番号:0879-42-1777
  • 営業時間:7:00~21:00(うどん店は平日 10:00~、土日祝 8:00~)、ガソリンスタンド 7:00~20:00
  • 駐車場:大型約22台、普通車約77台、身障者用スペースあり
  • トイレ数:男性(大3・小8)、女性14、身障者用トイレ1設置

公式サイト:【公式サイト】津田の松原サービスエリア|うどんが美味い、うどん県のサービスエリア!

鳴門の渦潮を間近で体感!大迫力の自然現象に息を呑む

津田の松原SAで小休憩を終え、再び車を走らせて13時ごろにたどり着いたのは、徳島県鳴門市。
この日のメインイベントである「鳴門の渦潮観光」に向かいます。

鳴門のうずしおとは?

鳴門のうずしおは、徳島県鳴門市と淡路島の間にある鳴門海峡で見られる、世界有数の大規模な自然現象です。
瀬戸内海と紀伊水道の潮位差によって生まれる強い潮流が、海峡の狭い地形とぶつかることで渦が発生します。

最大で直径20メートルにも達する渦はまさに圧巻。
潮の満ち引きにより1日2回発生し、特に新月・満月前後の「大潮」には迫力ある大渦が見られることも。

観潮船は3社から選べる!徹底比較であなたのベストを見つけよう

鳴門の渦潮観光には、次の3社の船が利用できます:

  1. うずしお汽船(徳島・亀浦観光港発)
  2. うずしお観潮船(わんだーなると/アクアエディ/徳島発)
  3. うずしおクルーズ(淡路島・福良港発)

以下の表で違いを比べてみました。

比較項目うずしお汽船うずしお観潮船うずしおクルーズ
発着地徳島県鳴門市・亀浦港 鳴門公園隣の亀浦港兵庫県南あわじ市・福良港
船の種類中型高速船(定員約96名)大型船「わんだーなると」+小型水中展望船「アクアエディ」大型帆船タイプ「咸臨丸/日本丸」、定員500名クラス
特徴小回りが効き、渦潮に近接してスリリングアクアエディは船底から渦潮が観察可。大型船は快適で解説付き船旅気分満点、デジタルアトラクションやキッズ対応サービスも豊富
所要時間約20分わんだーなると:約30分、アクアエディ:約25分約60分
料金(大人)1,600円わんだーなると:1,800円、アクアエディ:2,400円2,500円
予約・混雑予約不要、当日並びでOKわんだーなると:予約不要、アクアエディは要事前予約要事前予約。10名以下なら出航しない場合あり
駐車場無料・鳴門北ICから5分大型駐車場有。多目的・子連れ対応トイレ完備道の駅「福良」併設。散策・物産販売も充実

🌊 各観潮船の特徴とおすすめポイント

うずしお汽船
  • 渦に一番近づける中型船で、「渦を真横から見下ろす迫力」が特徴。
  • 値段もリーズナブルでスリル重視の人向け。
  • 当日乗船しやすく、気軽に体験できるのもうれしいポイント 。
わんだーなると & アクアエディ
  • 大型船「わんだーなると」は安定性が高く全世代に適した快適クルーズ。渦の真上を通過するルートが特徴。
  • 小型船「アクアエディ」は水中展望室があり、驚きの視点で渦の動きを観察できる。ただし予約必須。
うずしおクルーズ(淡路島発)
  • 帆船風の大型船で、船旅感と観光気分を大切にしたい人におすすめ 。
  • デジタル解説、大規模な船内設備、キッズコーナーなど設備が充実 。
  • 淡路島・福良港発なので、淡路島観光と組み合わせるなら最適 。

✅ 総まとめ

  • 迫力重視 → うずしお汽船(価格も手頃でスリリング)
  • 快適&迫力バランス → わんだーなると+アクアエディ(家族や年配にも安心)
  • 旅気分重視 → うずしおクルーズ(淡路島散策とセットで楽しめる)

選んだのはうずしお汽船!渦に一番近づけるスリルを体感

比較検討の末、今回私たちが選んだのは「うずしお汽船」。
選んだ理由はずばり、渦潮をできるだけ間近で見たかったから。他の大型船に比べて小回りが効く中型船で、渦のすぐそばまで寄ってくれるという口コミが多く、価格もリーズナブルだったのが決め手でした。

うずしお汽船乗り場

アクセスは車が便利!鳴門北ICから約5分

うずしお汽船の乗り場は、徳島県鳴門市の「亀浦観光港」にあります。
高松自動車道・鳴門北ICから車で約5分とアクセスも良好で、道中は標識も出ており初めてでも迷いにくいルートです。

うずしお汽船

駐車場は乗り場に隣接しており50台無料。観潮船専用の駐車エリアが広く取られていて、混雑する時期でも停めやすい印象でした。
また、すぐそばには鳴門公園や大鳴門橋を見渡せる展望台などもあり、乗船前後の観光にもぴったりの立地です。

うずしお汽船駐車場
うずしお汽船駐車場

思ったよりアットホームな雰囲気

港に着いてまず驚いたのは、想像以上にこぢんまりとした雰囲気だったこと。
観光地らしい華やかさよりも、「地元の人が運営している観光船」という印象で、良い意味で観光客慣れしすぎていない落ち着いた雰囲気です。

うずしお汽船チケット販売所
うずしお汽船チケット販売所
うずしお汽船チケット販売所

チケットは現地の窓口で当日購入(大人1,600円)。予約不要だったので、天気やタイミングを見て気軽に立ち寄れるのもありがたいポイント。
我々は13時30分の便に乗ります!

うずしお汽船チケット

いざ、渦潮に向けて出航!

出航の時間になると、スタッフの案内で乗船。
特にライフジャケットの着用などは不要で、そのまま乗り込むスタイル。屋根付きの座席もあり、日差しを気にせず乗れるのも安心です。

うずしお汽船チ乗り場
うずしお汽船
うずしお汽船

船が港を出て少し走ると、すでに海の様子が変わってきたのがわかります。
波の動きが複雑になり、潮がぶつかり合って流れを巻き始めると、いよいよ「渦潮が出るぞ」という空気に。

鳴門の渦潮

そして、ぐるぐるとうねる巨大な渦が目の前に!

鳴門の渦潮

渦の中心をのぞき込むと、まるで海が大きく息を吸っているような迫力。
船は一気に渦のそばへ近づき、ほとんど真横から渦を見下ろすポジションまで寄ってくれました。
潮の流れに船が揺らされ、**「自然に乗っている」**という感覚に。
言葉を失うほどの迫力で、まさにこの旅のハイライトとも言える体験でした。

鳴門の渦潮

約20分の程のクルーズを存分に楽しむことができました!

うずしお汽船の基本情報

うずしお汽船
  • 住所:〒772-0053 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦福池65ー63
  • 電話番号:088-687-0613
  • 出航時間:8:00~16:30(30分ごとで渦潮の見える時間帯のみ出航)
  • 定休日:なし(気象・海象の急変により、予告なしに欠航となる場合あり
  • 料金:大人 1,600円、小人(小学生) 800円、幼児無料(大人1名に付1名)
  • 支払方法:現金のみ
  • 駐車場:無料あり(普通乗用車50台、大型バス2台)

公式サイト:高速観潮船◎うずしお汽船◎【公式】|うずしおの情報が満載のうずしお汽船のホームページへようこそ!

鳴門の海を後にして、淡路島を縦断。次の目的地は「淡路島SA」

14時にうずしお汽船での観潮体験を終えた私たちは、再び車に乗り込み淡路島方面へ。
鳴門大橋を渡るとすぐに兵庫県入り。四国旅の締めくくりを噛み締めながら、橋の上からの景色に感動しつつ淡路島を北上します。
のどかな島の雰囲気に癒されながら走っていると、目的の淡路島SA(上り)に到着したのは15時前でした。

淡路島SA
淡路島SA
淡路島SA
淡路島SA
淡路島SA

淡路島SA(上り)の魅力は「眺望と名物グルメ」

淡路島SAは、神戸淡路鳴門自動車道上にあるサービスエリアの中でも人気の高いスポット。
何といっても最大の魅力は、目の前に広がる明石海峡大橋と大阪湾の絶景ビューです。

淡路島SA明石海峡大橋と大阪湾

展望デッキからは橋を渡る車列や、時折現れる船の姿、遠くに見える神戸の街並みまで一望でき、しばし時間を忘れて見入ってしまいました。

高千穂でも見た「おのころ島」です。おのころ島はイザナギとイザナミの二神が、天の浮橋に立って「天の沼矛(あめのぬぼこ)」で海をかき混ぜ、矛の先から滴った塩から生まれた島と言われています。
様々な説があるみたいですが、淡路島説が有力みたいです。

淡路島SA明石海峡大橋と大阪湾

恋人の聖地もあり、ハートが反射して恋人の撮影スポットになっていました。

淡路島SA恋人の聖地

牛型ロボットがソフトクリームを巻く!? 「AWAJI ROBO SOFT」

フードコートも広く、多種多様なメニューがある中でぜひ体験してほしいのが、ちょっとユニークなご当地ソフトクリーム。
その名も「AWAJI ROBO SOFT(アワジロボソフト)」。

淡路島SA AWAJI ROBO SOFT

このソフト、ただのご当地スイーツではありません。
なんと、牛型ロボットが目の前で自動的にソフトクリームを巻いてくれるという驚きの仕組み!

店員さんに注文し、コーンをセットしてもらうと牛型のロボットアームが動き出し、にゅ〜っとソフトを巻いてくれます。
子どもも大人も思わず見入ってしまうユニークな演出で、「巻かれる様子を撮影したいがために買った」と言っても過言ではないほど。

淡路島SA AWAJI ROBO SOFT

肝心の味ももちろん秀逸で、淡路島産のミルクを使用した濃厚な味わいにほんのり塩味が効いており、夏のドライブにぴったりの一品でした。

淡路島SA AWAJI ROBO SOFT

明石海峡大橋を渡って、本州・岡崎方面へ

淡路島SAで絶景とグルメを満喫し、車内で少しひと息ついたら、再び旅路へ。
目の前に広がる明石海峡大橋は、やはり何度見ても壮観。全長3,911メートル、日本一長い吊り橋を自分の運転で走るというのは、ちょっとした感動体験でもあります。

橋の途中からは神戸の街並みが遠くに見え始め、四国旅もいよいよ終盤戦。
橋を渡りきれば、そこはもう本州。阪神高速から名神高速へと乗り継ぎ、車は愛知県・岡崎市へ向かってひた走ります。

淡路島SAの基本情報

淡路島SA
  • 住所:〒656-2401 兵庫県淡路市岩屋3118−1
  • 電話番号:0799-72-4608
  • 営業時間:
    レストラン 平日:8時~21時(L.O:20時45分)、土日・祝日:7時~22時(L.O:21時30分)   
    フードコート 24時間
    ラーメン尊 平日:11時~21時、土日・祝日:10時~22時
    カフェ a too平日:8時~21時、土日・祝日:8時~22時
    売店24時間、外売店9時~18時
    ガソリンスタンド24時間 セルフ
  • 駐車場小型車:332台、大型車:103台、トレーラー:3台、ダブル連結トラック:1台、障がい者用:6台
    (うち、屋根付きの台数:4台、屋根なし:2台)

公式サイト:淡路サービスエリア(上り)|SA・PAを調べる|SA・PA情報

公式Instagram:淡路サービスエリア(@awajisa.gourmet) • Instagram写真と動画

まとめ

ずぴーずぴー

この日は、香川でのうどん巡りからスタートし、徳島でのうずしお観光、淡路島でのサービスエリア休憩と、四国をぐるりと満喫。
明石海峡大橋を渡って本州に戻った車は、さらに高速道路をひた走り、今夜の目的地・愛知県岡崎市へと向かいます

長距離の移動ながらも、途中で立ち寄るスポットごとに風景や空気がガラリと変わるのが車旅の醍醐味。
それぞれの土地でしか味わえないグルメや体験を通じて、移動そのものが旅の楽しみに変わっていく感覚を、あらためて実感しました。

そして車は西から東へ、再び新たなエリアへ。
次にどんな出会いや発見が待っているのか——そんなワクワクを胸に、岡崎の夜へ向かって進んでいきます。

次回岡崎編です!