皆さんこんにちはずぴーです。
阿蘇の名所を巡った6日目の後半戦は、熊本から大分県へ。
阿蘇神社の参拝を終えた私たちは、阿蘇くじゅう国立公園を抜けて、**夕陽百選にも選ばれた「真玉海岸」**へ向かいました。
日没ギリギリにたどり着いたその海岸では、干潮ではなかったものの、美しい夕日に心を打たれました。
その後は別府市へ移動し、**モダンな設備と天然温泉が魅力のホテル「アマネク別府ゆらり」**に宿泊。
この日は旅の疲れを癒すように温泉とサウナを楽しみ、コンビニごはんと地元の散策で1日を締めくくりました。
九州ドライブ旅もいよいよ後半戦。
まだまだ続く新婚旅行の記録、今回もどうぞお付き合いください!
前回までの経過はこちら!
緑に癒されながら阿蘇から大分へ
阿蘇神社でパワーをいただいたあと、次に目指すのは大分県・真玉海岸です。
阿蘇くじゅう国立公園を抜けるドライブは、道中の風景も魅力的。広がる田園風景と緑深い山々に、思わず深呼吸したくなります。
途中、城山展望台でひと休み。田んぼと山だけの風景にも、東北とはまた違う独特の趣が感じられました。

真玉海岸で見る、幻想的な夕景
向かったのは大分県豊後高田市にある「真玉(またま)海岸」。
「日本の夕陽百選」にも選ばれており、特に干潮時には幻想的な干潟が夕日に照らされる絶景が広がることで有名です。

干潮と夕陽が重なるのは月に数日。今回は事前に調べず、間に合うかもわからない中で向かいましたが……そういう無計画さも旅の醍醐味です(笑)

19時10分ごろ現地に到着。干潮ではなかったものの、水平線に沈む夕陽はとても美しく、心に残るひとときでした。

なお、真玉海岸がある**豊後高田市の海岸線には「恋叶(こいかな)ロード」**という約20kmのドライブロードがあり、恋愛成就スポットが点在しています。カップル旅にもおすすめですよ。
基本情報
今夜の宿は別府「アマネク別府ゆらり」
真玉海岸を19時30分ごろ出発し、本日の宿泊地である別府市へ向かいました。別府市内に入ると、街のシンボルともいえる「別府タワー」が目に入りました。歴史あるこの高層タワーは別府のランドマークで、夜になるとライトアップされてとてもきれいです。

そんな別府の街並みを眺めつつ、今回宿泊する「アマネク別府ゆらり」に到着しました。

アクセス
「アマネク別府ゆらり」へのアクセス方法は、JR別府駅から徒歩約3分と非常に便利な立地にあります。別府市の中心部に位置し、観光やビジネス利用に最適です。
🚉 JR別府駅からのアクセス
- 徒歩:JR別府駅東口から徒歩約3分
🚌 大分空港からのアクセス
- 高速バス:大分空港から「大分交通」または「亀の井バス」のリムジンバスに乗車し、「別府駅前」行きで約45分。「北浜」バス停で下車し、徒歩約5分。
🚗 車でのアクセス
- 別府ICから:車で約15分
🚢 フェリーでのアクセス
- 別府国際観光港から:亀の井バス16系統(外廻り循環線行き)または20系統(別府駅行き)で約15分、「駅前本町」バス停で下車し、徒歩約3分。またはタクシーで約10分。
🚗 駐車場のご案内
ホテルには専用駐車場はありませんが、近隣の提携駐車場「つるみカーパーク」をご利用いただけます。料金は1泊600円(2025年4月現在)です。
詳細なアクセス情報や周辺観光地については、公式サイトをご確認ください。
内観とチェックインの流れ
ホテルのエントランスを入ると、まず目に飛び込んでくるのが格子状の木製装飾。日本の伝統建築を思わせるシンプルで洗練されたデザインが、旅の疲れを癒してくれるような落ち着いた雰囲気を演出しています。


チェックインは、自動チェックイン機を使って行います。
機械操作に不安がある方もご安心を。常にスタッフが近くに常駐しており、操作を丁寧にサポートしてくれるのでスムーズに手続きできます。実際、私たちが宿泊した際もスタッフの方が親切に案内してくださり、迷うことはありませんでした。
ロビーにはラウンジスペースがあり、宿泊者向けに無料のフリードリンクが提供されています。コーヒーや紅茶、ジュース類など種類も豊富で、ちょっとした休憩や読書タイムにもぴったり。


また、チェックイン後に受け取るカードキーは、「HEYAZUKE(部屋付け)」機能に対応しており、対応店舗での食事代などをホテルのチェックアウト時にまとめて清算できる便利なサービスにも利用できます。
客室(スーペリアキング)|機能性と心地よさが共存する空間
今回宿泊したのは「スーペリアキングルーム」。広々としたキングサイズベッドが印象的で、ベッドの上には宿泊者用の作務衣が用意されていました。
さらに、セレクトショップ「SHIPS」監修の色浴衣を選ぶことも可能で、おしゃれな滞在を楽しみたい方にもぴったりです。


枕元には、テレビ・照明・空調などを操作できるパネルがあり、ベッドに寝転がったまま快適にコントロール可能。現代的で使い勝手の良い設計がなされており、ストレスなく過ごすことができました。

ベッドの横にはソファスペースがあり、くつろぎのひとときや軽食タイムに最適。収納スペースやハンガー、ドライヤー、アメニティ類も充実しており、機能性の面でも申し分ありません。





水まわり|清潔感あふれる洗面・バスルーム
洗面台やトイレ、シャワーブースは一体型ながら清潔感のあるデザインで、清掃も行き届いていました。水回りにこだわる方でも安心して使えるレベルです。
なお、お部屋にはバスタブはなく、14階の大浴場(温泉)を利用するスタイルでした。




窓からの景色
朝、部屋の窓から外を見下ろすと、別府の街並みが一望できます。
特にこのとき妻が撮ってくれた一枚は、まるで絵画のように美しい朝の光景で、旅の思い出の中でも特にお気に入りのカットになりました(その頃私はまだ寝ていましたが…笑)。

大浴場|最上階で楽しむ別府の湯とサウナ体験
4階にある大浴場は、宿泊者専用で利用できる炭酸水素塩泉。
内湯と露天風呂の両方が完備されており、観光で疲れた身体をじっくり癒すのにぴったりの空間です。
お湯は肌あたりがやわらかく、湯上がりもさっぱり。別府温泉らしい泉質で、万人受けするバランスの良い温泉と感じました。目立った個性があるわけではありませんが、それがかえって落ち着くという方も多いのではないでしょうか。
サウナ&外気浴
さらに、大浴場内にはサウナも完備。
しっかり汗をかけるサウナ室があり、サウナーにとってもうれしいポイントです。
ただし、水風呂の温度は約25℃と少々ぬるめで、ととのいたい派には物足りないかもしれません。それでも露天風呂エリアに出れば、外気浴がしやすいスペースが用意されており、心地よい風にあたりながら身体をクールダウンすることができます。
滞在を豊かにする多彩な施設・サービス
今回の宿泊では利用しきれなかったものの、「アマネク別府ゆらり」には旅の満足度を高めてくれる魅力的な施設やサービスが豊富に用意されています。
HEYAZUKE(ヘヤヅケ)|街とホテルをつなぐスマート決済
アマネク別府ゆらりの最大の特徴の一つがこの「HEYAZUKE」システム。
これは、ホテルのカードキーを使って提携飲食店の支払いができ、チェックアウト時にまとめて清算できるという非常に便利なサービスです。
別府の街を自由に散策しながら、気になるお店で食事や買い物をしても財布を出さずにスマートに支払いできるのは嬉しいポイント。地域経済とホテルが連携した、まさに“街とつながる宿”といえる仕組みです。
屋上テラス|インフィニティプール&テントサウナ
最上階には、宿泊者専用の開放感あふれる屋上テラスがあり、ここには:
- インフィニティプール
- テントサウナ
- ラウンジチェア
が完備されています。
水着着用での利用が必要ですが、別府の景色を一望しながらリゾート気分に浸れる非日常空間が広がっています。日中はもちろん、夕方〜夜にかけては特に雰囲気がよく、カップルや友人同士の旅行にも最適です。
フィットネスルーム
旅先でも体を動かしたい方には嬉しいフィットネスルームも完備。
トレッドミルやバイクなど基本的な機材が揃っており、軽く汗を流したい人にぴったりです。
ライブラリー&コワーキングスペース
ロビー階には、本を読みながらゆったり過ごせるライブラリースペースや、ノートパソコンを広げて作業ができるコワーキングスペースもあります。
ワーケーションやちょっとした仕事に集中したい時、または旅先での情報収集などにも便利な設備です。
こんな方におすすめ!
- ただ寝るだけじゃもったいない!ホテル滞在自体を楽しみたい方
- 別府の街を気軽に散策&グルメも楽しみたい方
- ワーケーションなど、仕事と旅を両立したい方
に、特におすすめできるホテルです。
宿泊料金とコストパフォーマンス
今回宿泊したのは、「スーペリアキングルーム(素泊まり)」。
宿泊日の前日に予約を行い、2名1室での料金は以下の通りでした。
- 宿泊費用(2名):20,614円(税込)
- 1人あたりの料金換算:約10,300円
- 食事:なし(素泊まり)
- 駐車場代:別途600円(提携の「つるみカーパーク」にて)
この料金で、大浴場・温泉・サウナ・屋上のテラス施設・フリードリンクのラウンジなどが利用可能という点を考慮すると、非常にコストパフォーマンスが高いと感じました。
また、館内の清潔さや設備の新しさ、スタッフの対応も好印象で、ちょっと贅沢な大人の滞在を求める方にもおすすめできるホテルです。
基本情報
- 住所:〒874-0934 大分県別府市駅前本町6-35
- 電話番号:0977-76-5566
- チェックイン/チェックアウト:15:00 / 11:00
- 客室タイプ:ダブル・ツイン・キングなど複数(今回はスーペリアキングルーム)
- 温泉設備:14階に大浴場(内湯・露天風呂・サウナあり)
- 屋上施設:インフィニティプール、テントサウナ(※水着必須)
- 駐車場:提携駐車場「つるみカーパーク」利用可(1泊600円)
- アクセス:JR別府駅より徒歩約3分
- 公式サイト:別府駅徒歩3分【公式】アマネク別府ゆらり&アマネクイン別府
おまけ|別府の夜、ほんの少しお散歩
夕食はというと、どちらもあまりお腹が空いていなかったため、コンビニで軽めに済ませることに。
せっかくなので、夜の別府の街を少しだけ散策してみました。
すると、細い路地裏で猫と遭遇!
ひっそりとした商店街の片隅で、のんびりと佇む姿に癒されました。

そのまま歩みを進めると、突如現れる巨大な赤い天狗像!
これは「やよい商店街」のシンボル的存在で、毎年4月に行われる「別府温泉まつり」では神輿として担がれるのだそうです。

商店街には昔ながらの飲食店や居酒屋が並び、夜の別府の空気をしっかり味わえる、ちょっとディープな雰囲気が漂っていました。
まとめ|夕日と温泉、癒しの大分初日
阿蘇から阿蘇くじゅう国立公園を越え、自然に癒されながらたどり着いた大分県。
道中のドライブも絵になる風景ばかりで、移動時間すら旅の醍醐味だと感じさせてくれました。
そして、大分で最初に立ち寄ったのが真玉海岸。
干潮ではなかったものの、日没直前の空と海が織りなすドラマチックな光景は、まさに心を打つものでした。
次は干潮時を狙って再訪したい…そんな願望も生まれました。
宿泊先のアマネク別府ゆらりでは、快適なお部屋と最上階の大浴場でしっかり疲れを癒し、
夜には別府の街をふらりと散策して天狗と猫にも出会う、充実の一日となりました。
温泉、サウナ、インフィニティプールと、ただ泊まるだけでなく滞在を楽しむ工夫が詰まったホテルだったのも好印象。
次回はいよいよ、別府の観光スポットを巡る旅の続きへ!
日本屈指の温泉地が見せる「地獄」と「天国」を、どうぞお楽しみに!