阿蘇の大地を感じる絶景ドライブ|阿蘇山噴煙展望公園と草千里を巡る|仙台⇒九州車旅!6日目

阿蘇の大地を感じる絶景ドライブ|阿蘇山噴煙展望公園と草千里を巡る|仙台⇒九州車旅!6日目

ずぴーずぴー

皆さんこんにちはずぴーです。

九州旅行6日目のこの日は、名水の湧く白川水源をあとにし、阿蘇山の山麓エリアをぐるりと巡ってきました。
火山の息吹を感じる「阿蘇山噴煙展望公園」、馬と歩く雄大な草原「草千里ヶ浜」、そして道中に出会った放牧中の牛や馬たち。
山岳信仰の名残や、人の手によって守られる草原の風景に触れ、阿蘇の魅力を五感で感じられる一日となりました。
今回はそんな阿蘇山周辺ドライブの記録をお届けします。

前回までの経過はこちら!

阿蘇山へ

白川水源を11時ごろに出発し、阿蘇山へと向かいました。山道を登ること約30分、特徴的な小山「米塚」が姿を現しました。上から見ると中央が少し凹んでいて、なんとも愛らしいフォルムをしています。

米塚
米塚

このエリアはかつて「古坊中(こぼうちゅう)」と呼ばれ、山岳信仰の聖地だったそう。多くの寺院や観音像があったそうですが、現在は広大な草原が広がっており、かつての様子は想像もつきません。

古坊中
阿蘇中岳

阿蘇山噴煙展望公園

11時45分ごろに「阿蘇山噴煙展望公園」に到着。途中からも山から噴煙が立ちのぼる様子が見え、火山の迫力を肌で感じられます。近くにはヘリコプターの遊覧飛行スポットもありましたが、この日は大混雑。料金もなかなかのお値段で、今回は遠くから眺めるだけにしました。

阿蘇山噴煙展望公園
阿蘇山上ターミナル

公園内は、どこを見ても見事な景色。阿蘇の草原は、毎年春に「野焼き」をして草を再生させているそうで、人の手によって守られている自然だということがよく分かります。

阿蘇山

展望公園から先は火山活動の影響で立ち入り禁止となっており、残念ながら火口付近までは行けませんでした。

阿蘇火口見学規制情報
阿蘇山火口入口

園内には小さなお寺があり、「恋人の聖地」と呼ばれるスポットも。鏡石というご利益スポットでは、体の悪い部分をさすって健康を祈ることができ、私もひざにご利益を授かってきました。

阿蘇山恋人の聖地
阿蘇山本堂西厳殿寺奥之院
阿蘇山本堂西厳殿寺奥之院馬頭観世音
足手荒神堂
足手荒神堂
鏡石
大仏くじ

怪しげな大仏のくじ引き(写真撮り忘れた(-_-;))で私は吉でした

そんなところで展望所をあとにして草千里へ向かいました

阿蘇山噴煙展望公園の基本情報

阿蘇山噴煙展望公園

住所:〒869-2225 熊本県阿蘇市黒川1811-1

阿蘇市観光協会サイト:阿蘇山噴煙展望公園 | 阿蘇のおすすめ観光スポット | 阿蘇市観光協会 ASO is GOOD!

草千里ヶ浜

と続いて向かったのは、阿蘇を代表する観光地「草千里ヶ浜」。12時20分ごろに到着しました。駐車場は有料(500円)で、テナントや飲食店も並び、観光客で賑わっていました。

「馬刺しの串焼き」などユニークなグルメや、あか牛料理の提供も。空腹でしたが、このあとの昼食予定のためここでは我慢しました。

ニュー草千里
グリーンパーク

個人的には馬刺し串焼きってもう馬刺しじゃないやんって思いました笑

グリーンパーク
douce Nucca
ニュー草千里メニュー

火山博物館というのもありましたが、今回はパスさせてもらいました

阿蘇火山博物館
草千里トイレ

乗馬体験

草千里といえば、やはり乗馬体験。道路を渡った先に馬たちがいて、乗馬体験ができるようになっていました。観光地価格ではありましたが、妻が料金を支払ってくれたので、私も人生初の乗馬体験に挑戦!

草千里馬
草千里乗馬料金表

乗ったのは「ななちゃん」です。
馬の背に乗ると視線が1mほど高くなり、普段と違った景色が楽しめます。整備された除草シートの上を歩いてくれるので安心。乗馬中も噴煙が見え、非日常を感じました。

草千里馬
草千里乗馬
草千里

駒立山を登る

乗馬を終えたあとは、小高い丘へ。後から調べてみると「駒立山(こまたてやま)」という名前の山で、標高は1157m。実際には“丘”という印象でしたが、展望が良く気持ちの良いスポットです。

駒立山

周囲には池が2つあり、これは雨水がたまってできたものだそうです。

駒立山
駒立山

草千里といえば放牧のイメージが強かったのですが、訪れた時間帯には馬も牛も見当たらず。調べてみると、放牧は早朝に行われるとのこと。次回はぜひ朝の草千里を訪れてみたいです。

草千里
草千里火山岩

展望台と放牧の光景

草千里には展望台もあり、iPhoneでは収まりきらないほどの絶景が広がっていました。草原に点在する火山岩からは、阿蘇山の力強さも感じられます。

草千里展望
草千里展望

13時30分ごろに草千里を出発。道中では再び米塚がよく見え、下り道からは山頂部の凹みもしっかり確認できました。

米塚

さらに道中では、放牧中の牛や馬の姿にも出会えました。特にあか牛と思われる牛が草を食べている様子は、阿蘇の風景そのもの。牛には識別番号のような文字も書かれており、少し複雑な気持ちになりましたが、妻も牛との近さに喜んでいました。

阿蘇放牧馬牛
阿蘇放牧馬牛
阿蘇放牧牛
阿蘇放牧牛
阿蘇放牧牛
阿蘇放牧牛

基本情報

阿蘇山草千里ヶ浜

住所:〒869-1505 熊本県阿蘇市草千里ヶ浜

駐車場:有料あり(500円)

熊本県観光サイト:草千里ヶ浜 | 観光スポット | 【公式】熊本県観光サイト もっと、もーっと!くまもっと。

阿蘇市観光協会サイト:草千里ヶ浜 | 阿蘇のおすすめ観光スポット | 阿蘇市観光協会 ASO is GOOD!

まとめ

ずぴーずぴー

火口付近には行けなかったものの、阿蘇山の雄大な自然と草千里の非日常的な風景をたっぷり味わうことができました。
米塚や噴煙、野焼きで整備された草原、乗馬体験、そして放牧中の牛や馬たち……。
どこを切り取っても「阿蘇らしさ」が詰まっていて、まさに五感で楽しむドライブコースでした。

特に草千里では、視界いっぱいに広がる緑の大地と火山の景色に心を奪われ、日常の喧騒を忘れさせてくれる時間を過ごせました。

熊本を訪れるなら、阿蘇観光は絶対に外せないスポット。
時間が許せば、早朝の放牧風景やヘリ遊覧など、違った時間帯での訪問もきっと面白いはずです。

このあとは、阿蘇観光の余韻に浸りながら、遅めのランチへ。
次回は、そのお店でいただいた絶品グルメをご紹介します!