皆さんこんにちはずぴーです。
熊本・阿蘇といえば、自然とグルメの宝庫。
草千里の絶景を楽しんだあとは、阿蘇内牧温泉へと車を走らせました。
目的はもちろん、名物「あか牛丼」と「熊本ラーメン」——…ではなく、阿蘇発の“第三のラーメン”「馬豚ラーメン」にも出会ってしまいました!
今回はそんな阿蘇グルメを一気に満喫した、旅の後半戦をお届けします。
旅先で偶然出会ったラーメン店の感動と、行列の名店・いまきん食堂の絶品あか牛丼&馬刺し。
お腹も心も満たされた、忘れられない阿蘇の昼下がりでした。
前回までの経過はこちら!
阿蘇内牧温泉へ
草千里をあとにして、次に向かったのは阿蘇内牧温泉。といっても温泉に入るのが目的ではなく、旅の楽しみのひとつ、遅めの昼食がメインです。
目的は、熊本名物「あか牛丼」!14時30分前に到着しました。
お食事処 いまきん食堂
訪れたのは阿蘇の超人気店「お食事処 いまきん食堂」。

牛を見たあとに牛を食べる……ちょっと水族館帰りに魚を食べるような感覚がありますが(笑)、期待に胸を膨らませてお店へ向かいました。
すでに行列ができていて、電光掲示板の番号が呼ばれると入店できるシステム。待ち時間がありそうだったので、周辺を軽く散策することに。
内牧のユニークスポット発見
いまきん食堂のすぐ近くには、巨大な「学校椅子」のモニュメントが。下に置かれた普通の椅子と比べるとその大きさは一目瞭然で、ちょっとした観光スポットのようになっています。

さらに駐車場には、なんとクレヨンしんちゃんの看板が! 母・みさえが阿蘇出身ということで、これも阿蘇ならではの発見でした。

そして、散策中に気になるお店と出会います!
馬豚ラーメン 福ふく
熊本に来たのに、まだ熊本ラーメンを食べていない……。 そんな思いを払拭してくれたのが「馬豚ラーメン 福ふく」。

閉店間際で少し迷いましたが、妻が「せっかくだから」と背中を押してくれて入店することに。
暖簾をしまうところだった店主さんも快く迎えてくれました。

「阿蘇ラーメン」を名乗るこのお店は、熊本・玉名に続く第三のご当地ラーメンを目指しているとのこと。
店内はカウンター6席ほどのこぢんまりとした空間で、落ち着いた雰囲気です。

着丼
注文したのは看板メニューの「馬豚ラーメン(900円・2024年7月当時)」。

スープ
馬豚ラーメンのスープは、豚骨のまろやかさと馬の脛肉の旨味が絶妙に調和した逸品。黄金色に輝く透明感のあるスープは、見た目の美しさから期待値がぐっと高まります。
一口すすると、優しくてまろやかな味わいの中に、動物系の深いコクとほのかな甘みが広がり、まさに“あっさりと濃厚”を両立させた不思議な味わい。

麺
麺はストレートの中細麺で、スープとよく絡みます。

トッピング
チャーシュー
巻きチャーシューはホロホロと柔らかく、馬の脛肉チャーシューは噛めば噛むほど旨味がじんわりとあふれ、出汁の奥行きを感じさせます。
半熟卵の黄身のまろやかさも加わって、最後までバランスよくいただける一杯でした。


派手さはないけれど、阿蘇の自然のように滋味深く、じんわりと身体に染み込むようなラーメン。スープを一滴残らず飲み干したのも納得です。

ふとしたところでこんなに美味しいラーメンに出会えたことは幸せですね!
味が他に醤油、トマト、エビ味噌とそそられる種類があったので、また阿蘇に行ったら食べたいラーメンです!
基本情報
住所:〒869-2301 熊本県阿蘇市内牧222
電話番号:090-2086-1675
営業時間:昼 11:30~14:30、夕 18:00~19:30(日曜日は昼のみ営業)
定休日:隔週月曜日、毎週火曜日
駐車場:無料であり
席数:カウンター6席
再び、いまきん食堂へ!
ラーメンを食べたあと再び「いまきん食堂」へ戻ると、ちょうど順番が来て入店できました。
土曜の14時過ぎで、ラーメンを食べている時間を含めて1時間ほどの待ち時間。さすがの人気店です。


店内は1階と2階に分かれており、2階はお座敷になっています。
注文したのは、もちろん名物のあか牛丼(2,000円)と馬刺し(2,200円)。
創業は明治43年という老舗で、メニューも魅力的なラインナップが揃っていました。
メニュー※2024年7月時点
注文したのは、もちろん名物のあか牛丼(2,000円)と馬刺し(2,200円)。
創業は明治43年という老舗で、メニューも魅力的なラインナップが揃っていました。




あか牛丼
運ばれてきたあか牛丼は、見た目からして完璧。 蓋を開けた瞬間に「うわー!」と声が漏れてしまうほどの美しさ。

赤身肉の上には、とろける卵黄・山葵・味噌がトッピングされています。
赤身は柔らかくて旨味たっぷり。それでいて脂も控えめで、食べやすいのが特徴。

卵を割って「パッカーン!」と流し込む瞬間は、思わず「これは優勝」と叫びたくなります(笑)


山葵と合わせると赤身の味がさらに引き立ち、味噌と卵を絡めれば濃厚でご飯が止まりません。



ラーメンを食べたあとでしたが、あっという間に完食してしまいました。

これは可愛いお皿だったのでおまけです笑
馬刺し
馬刺しはサシが入っていて、見るからに美味しそう。 霜降りの赤身に加え、「たてがみ(こうね)」までついている豪華仕様でした。

ショウガを乗せて甘口醤油でいただくと、 「はい、最高ー!!」と叫びたくなる味わい。

柔らかくてクセがなく、過去最高の馬刺しを更新してきました。

たてがみは脂がたっぷりで、独特の食感が特徴。 赤身と合わせて食べても良さそうでした。


こちらもあっさり完食です。
基本情報
住所:〒869-2301 熊本県阿蘇市内牧290
電話番号:0967-32-0031
営業時間:10:00~16:00(受付終了)
定休日:水曜日
まとめ
この日はラーメンからあか牛丼、馬刺しまで、熊本阿蘇の名物グルメを一気に堪能できました。
「馬豚ラーメン 福ふく」の出汁が効いたラーメンも、「いまきん食堂」のあか牛丼も、阿蘇でしか味わえない特別な味。
阿蘇を訪れた際には、ぜひ立ち寄っていただきたい名店です。
そして、我々の阿蘇観光はまだ終わりません……!