馬刺しを求めて深夜の熊本へ。「おるげんと下通本店」で居酒屋ごはん|仙台⇒九州車旅!3日目

馬刺しを求めて深夜の熊本へ。「おるげんと下通本店」で居酒屋ごはん|仙台⇒九州車旅!3日目

ずぴーずぴー

皆さんこんにちはずぴーです。

熊本の名サウナ「湯らっくす」でしっかりととのったあとの夜。ホテルにチェックインしたのはすでに22時30分を過ぎた頃でしたが、今回の旅にはどうしても叶えたい目標がひとつ――それは「本場熊本で馬刺しを食べる」こと!

さすがにこの時間からの飲食店探しは難航…と思いきや、Googleマップで見つけたのが、遅くまで営業している居酒屋チェーン「おるげんと 下通本店」。眠気と空腹がせめぎ合うなか、熊本のにぎやかなアーケード街を歩きながらたどり着いた先には、馬刺しをはじめとする熊本グルメが待っていました。

旅の疲れと深夜のテンションが入り混じるなか、赤身とたてがみの馬刺し、珍しい溶岩焼き、玉ねぎステーキ…しっかり味わってきました!

前回までの経過はこちら!

湯らっくすの余韻に包まれて、夜の街へ

湯らっくすでしっかりととのい、気づけば時間はもう22時すぎ。心身ともにリラックスしきった状態で、今夜の宿へと向かいます。チェックインしたのは22時30分頃。

通常であれば、ここで一日を終えて布団に入る流れですが――今回の旅には、どうしても達成しておきたい目標がありました。

それは、「本場・熊本で馬刺しを食べる」こと!

ただ、時間はすでに深夜。馬刺しを提供している有名店や専門店は軒並み営業終了。これはさすがに厳しいか……と諦めかけたそのとき、Googleマップで見つけたのが「おるげんと 下通本店」。熊本市内に数店舗を展開する居酒屋チェーンで、深夜まで営業しており、口コミ評価も高め。

眠気と空腹、そして「馬刺し食べたい…!」という思いがせめぎ合うなか、足を引きずるようにして熊本の街へと繰り出しました。

ホテルがある通町筋から下通アーケードを歩いていくと、さすが熊本の中心部。遅い時間にもかかわらず多くの人が行き交っていて、それぞれに個性的なファッションで夜の街を楽しんでいました。活気のある空気に触れ、なんだか少し元気が戻ってくるような気がしました。

途中、「桂花ラーメン 本店」の前を通りかかり、あの有名な味に惹かれつつも、「今日は馬刺し優先!」と自分に言い聞かせてスルー(あとでちょっと後悔…笑)。

クラブ通り

そんなこんなで、お目当ての「おるげんと 下通本店」に到着。時刻はほぼ23時。はたして馬刺しはまだ間に合うのか…!?期待と不安が入り混じる中、のれんをくぐりました。

おるげんと 下通本店

「おるげんと 下通本店」とは、熊本市中心部・下通アーケード近くにある熊本郷土料理と馬刺しに定評のある居酒屋チェーンの1号店です。

おるげんと下町本店
おるげんと下町本店

店内の雰囲気

案内されたのは2Fは掘りごたつ席で、スクリーンで仕切りがありましたが、平日の時間も時間だったので我々以外のお客さんはいなかったと思います。

とりあえずハイボール注文して乾杯!

おるげんとハイボール

注文したメニュー

馬刺し2点盛(赤身・たてがみ)

今回の旅の目標でもあった馬刺し、ようやく実現!
レバー刺しは残念ながら品切れとのことで、今回は赤身とたてがみの2点盛を注文しました。

おるげんと馬刺し2種盛り

まずは赤身から。クセがなくあっさりとしていながら、しっかりと肉の旨味を感じます。九州特有の甘めの醤油にすっとなじみ、シンプルながらも「これぞ馬刺し」といった安定感ある一品。

ただ期待していたハードルが高すぎたかもしれません笑
居酒屋クオリティーではあったのかなと思いました。

馬刺し赤身
馬刺し赤身

たてがみは脂がしっかりのっていて、まさにとろけるような口どけ。赤身との食べ比べも楽しく、熊本でしか味わえない部位を堪能できました。

馬刺したてがみ

だし巻き玉子

我が家では居酒屋に行くと必ず頼む定番メニュー。こちらのだし巻き玉子は、ふんわりと柔らかく、出汁がじゅわっと染みていてとても上品。甘すぎず、しょっぱすぎず、万人受けする味でした。ちょっとホッとする安心感があって、これぞ名脇役。

だし巻き玉子
だし巻き玉子

馬肉の溶岩焼き

あまり馴染みのない「馬肉の溶岩焼き」も気になって注文。溶岩プレートの上でジュウジュウ焼かれる馬肉は、香ばしい香りとともに脂の旨味が引き出され、馬刺しとはまた違った楽しみ方ができます。

馬肉の溶岩焼き

差しが入っているので、噛むほどにコクが広がり、焼きの香ばしさとのバランスが絶妙。「馬肉って焼いてもこんなに美味しいのか!」と新たな発見がありました。

馬肉の溶岩焼き

塩唐揚げ

この時間に唐揚げ!?と自分でも思いつつ注文(笑)
妻はすでに眠気でダウンしていたため、一人でいただきましたが、これが驚くほどジューシー!揚げたての熱々、そして塩のパンチが効いていて、疲れた身体に染みました。

ただし、この時間にこのボリューム…胃袋には若干のダメージ(笑)でも、後悔はしていません。

塩唐揚げ
塩唐揚げ

淡路島産 玉ねぎステーキ

最後に注文したのが「淡路島産玉ねぎステーキ」。メニューで見かけたときは「野菜で締めるのもいいな」と軽い気持ちでしたが、これが予想以上にヒット!

玉ねぎの甘みがしっかり感じられ、噛むごとにじゅわっと甘さが広がります。焼き加減もちょうどよく、箸が止まりませんでした。重たい料理のあとに、口の中をリセットしてくれるような存在でした。

玉ねぎステーキ

基本情報

和風酒処 おるげんと 下通り本店

住所:〒860-0807 熊本県熊本市中央区下通1丁目11−2 第2家康ビル 1F/2F

電話番号:096-325-6040

営業時間:日~木曜日 18時00分~1時00分、金、土曜日 18時00分~3時00分

定休日: 不定休

アクセス:熊本市役所より徒歩7分

支払方法:現金、クレジットカード

公式サイト:おるげんと下通本店 – 居酒屋おるげんとグループ【公式】おるげんと、一伍屋

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まとめ|深夜でも熊本グルメを楽しめる「おるげんと」

ずぴーずぴー

「湯らっくす」でしっかりととのったあと、深夜という時間帯ながらも「おるげんと 下通本店」で本場の馬刺しを堪能できたのは、今回の旅の大きな喜びのひとつでした。

特に、赤身とたてがみの馬刺しは、熊本ならではの味わいをシンプルに楽しめて満足感が高く、溶岩焼きや塩唐揚げ、淡路島産の玉ねぎステーキといった珍しいメニューも味わえたのが嬉しいポイント。

時間が遅かったため、レバー刺しが品切れだったり、もっと早い時間に訪れてより多彩な馬肉料理を楽しみたい気持ちもありますが、それでも遅くまで開いている居酒屋チェーンがあるのは非常に心強く、熊本の夜を存分に感じられました。

眠気と空腹のせめぎ合いで少し大変な面もありましたが、旅の締めくくりに地元の味を味わうことで、満足度の高い夜となりました。熊本で深夜に馬刺しや郷土料理を探している方には、「おるげんと」はおすすめの一軒です。

次回はもう少し早めの時間に訪れて、さらに充実した熊本グルメ旅を楽しみたいと思います!

食事でしっかりエネルギーを補給したあと、この日の宿へ戻り、ゆっくりと休むことにしました。次は宿の詳しい紹介をしていきます。