こんにちはずぴーです。
仙台から始まった車旅2日目。
前回は尾道の街を散策し、名物の尾道ラーメンも堪能。そして広島県の世界遺産「宮島」へ足を伸ばしてきました。
朱塗りの大鳥居と海に浮かぶ厳島神社、表参道商店街の食べ歩き、鹿とのふれあい――まさに“日本らしさ”がギュッと詰まった1日。
この記事では、尾道から宮島への移動方法や実際に訪れて感じた見どころ、グルメ、雰囲気を写真付きでご紹介します。
「いつか宮島に行ってみたい」「旅のモデルコースを探している」という方にもぴったりの内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください!
前回までの経過はこちら!
🚗 尾道から宮島へ|高速道路で約1時間半の快適ドライブ
11時30分ごろ尾道を出発して山陽自動車道を使い、目的地の宮島口を目指します。高速道路を使えば所要時間はおよそ1時間30分ほど。雨の中でしたが少しずつ雨足は弱まっていきました。
車を走らせて13時ごろ到着したのは「宮島口フェリー乗り場」近くの駐車場。連休や観光シーズンには混雑することもあるようですが、この日は比較的スムーズに駐車できました。
フェリーターミナルまでは歩いてすぐ。いよいよ、この旅初の「海を渡る観光」がスタートします!
⛴ フェリーで宮島へ|「松大汽船」と「JRフェリー」どっちに乗る?
宮島へ渡るには、「宮島口」からフェリーを使います。運航しているのは以下の2社で、それぞれに特徴があります。
宮島松大汽船(まつだいきせん)
- 往復料金:600円
- 特徴:商店街で使える“お得じゃ券”つき
- お得じゃ券を提示することで、もみじ饅頭の割引やドリンクのサービスなど、宮島内の対象店舗でお得な特典が受けられます。
- 鳥居に近づくルートではありませんが、「フェリー+ちょっとお得感を楽しみたい方」にぴったり。
JR西日本宮島フェリー
- 往復料金:400円+宮島訪問税100円=実質500円
- 特徴:鳥居のそばを通るルートで、ベストショットが狙える!
- フェリーは大鳥居の正面近くを通過するため、海の上から朱塗りの大鳥居を眺めたい人におすすめ。
- JRの在来線とセットでのアクセスがしやすいのも魅力。
私はこれを知らず適当に買ってしまい、結局両方購入しました笑
乗ったのはやはり鳥居に近づけるJR西日本宮島フェリーに乗りました!

ちなみに近づいた時の写真がこちらです。
あまり近くない気もします笑

どちらも所要時間は約10分ほどと短く、乗っている間も潮風が心地よく、旅のワクワクが一気に高まります。
フェリーを降りれば、そこはもう“神の島”――宮島。さっそく観光スタートです!
🍴 宮島到着!表参道商店街でグルメ食べ歩き三昧
フェリーを降りて宮島に着陸です!

宮島は日本三景の一つです。宮城にも日本三景の一つである「松島」がありますね。
鹿がいて、観光客のパンフレットやバッグを噛んでいたので注意です!


厳島神社へ向かうまでの道のりには、「表参道商店街」があり、もみじ饅頭や牡蠣など広島ならではのご当地グルメがずらり。せっかくなので、観光前にまずは食べ歩きを楽しむことにしました!
🍁 やまだ屋のもみじ饅頭
宮島の顔ともいえる「やまだ屋」は、昭和7年創業の老舗。今でも宮島本店や宮島口のetto店で、職人による手焼きのもみじ饅頭が味わえるお店です。

手焼きもみじ2個で350円です。
柔らかくてあんこはこしあんで甘くておいしいです。


宮島本店のやまだ屋さんでは手焼き体験もできるみたいです!
広島のおみやげにもおススメです!
住所:〒739-0588 広島県廿日市市宮島町835−1
電話番号:0829-44-0511
営業時間:9時00分~18時00分
定休日:なし
支払方法:現金、キャッシュレス対応
🦪 宮島横丁で味わう贅沢牡蠣グルメ|歩き牡蠣おこと焼き牡蠣3種盛り
宮島表参道商店街の中でも、ひときわ目を引く屋台風のスポットが「宮島横丁」。ここでは、広島名物の牡蠣をアレンジした魅力的なメニューが気軽に楽しめます。今回は、観光客にも大人気の2品を堪能してきました!

歩き牡蠣おこ(800円)|香ばしさと牡蠣の旨みが凝縮!
「牡蠣おこ」とは、牡蠣をふんだんに使ったお好み焼きのこと。
この“歩き牡蠣おこ”は、手持ちで食べられるようにアレンジされたお好み焼きのワンハンドグルメです。

焼きたてアツアツの生地に、ぷりぷりの牡蠣と甘めのソース、香ばしい香りが広がります。外はカリッと、中はふわっとしていて食べごたえも十分。観光しながら片手で楽しめるのが嬉しいポイントです。
焼き牡蠣3種盛り(1,000円)|創作系トッピングが映えて美味しい!
続いては、宮島横丁で一番人気といっても過言ではない「焼き牡蠣3種盛り」。
見た目も味も大満足な、3つの個性派トッピングが施された贅沢セットです。

🧂 いくらポン酢
さっぱりとしたポン酢の風味と、プチプチと弾けるいくらの塩気が絶妙にマッチ。
牡蠣のクリーミーさを引き立てる、上品な和風アレンジ。
🧈 ウニバター醤油
とろけるウニにバターのコク、醤油の香ばしさが加わった贅沢の極み!
一口で濃厚な海の旨みが広がり、思わず「うまっ」と声が出るレベル。

🫒 生ハムオリーブオイル
洋風のアクセントが効いた、生ハムとオリーブオイルの組み合わせ。
塩気と香りが牡蠣のまろやかさを引き締め、大人な味わいに。

どれも味の方向性が異なり、飽きることなく3つをペロリ。1,000円でちょっとした**“牡蠣のフルコース”**を味わえる感覚でした。
海を感じながら食べる牡蠣は、やっぱり格別です!
住所:〒739-0588 広島県廿日市市宮島町593
電話番号:0829-30-7150
営業時間:10時00分~18時00分
定休日:なし
支払方法:現金、キャッシュレス対応
公式Instagram:宮島横丁【広島 宮島】(@miyajima.yokocho) • Instagram写真と動画
🍁 紅葉堂で名物「揚げもみじ」|フェリーの引換券でお得にゲット!
宮島名物といえばやっぱり「もみじ饅頭」。その進化系ともいえる人気スイーツが、紅葉堂(もみじどう)本店の「揚げもみじ」です。

フェリーチケット(松大汽船)でもらった「宮島お得じゃ券」を使って、揚げもみじと引き換えました。
■ 揚げもみじってどんなスイーツ?
もともとふんわりした生地のもみじ饅頭を、なんとそのまま衣をつけてカラッと揚げた一品。
外はサクサク、中はとろ〜り。あんこ・チーズ・クリームなど数種類から選べて、注文後に揚げたてを提供してくれるのが嬉しいポイントです。
この日は定番のこしあんをチョイス。衣の香ばしさと、アツアツのあんこの組み合わせはまさに至福!観光の途中、甘いものが食べたくなったタイミングにぴったりでした。

住所:〒739-0556 広島県廿日市市宮島町448−1
電話番号:0829-44-2241
営業時間:9時00分~17時30分
定休日:なし
支払方法:現金のみ
🍢 サクッとジューシー!牡蠣フライ串麦酒で5個串を堪能
こちらは参拝後でしたが、香ばしい香りとともに目に飛び込んできたのが「牡蠣フライ串と麦酒」というお店。
牡蠣を“串で食べる”というスタイルが斬新で、思わず足が止まりました。

■ 注文したのは「カキフライ串5個(1,000円)」
この日いただいたのは、カキフライ串が5個刺さった豪快な一品。
揚げたてを提供してくれるので、手に持った瞬間から衣のサクサク感とアツアツの熱気が伝わってきます。

一口かじると、中からはジューシーで濃厚な牡蠣の旨みがジュワ〜ッ。衣は軽くて油っこくなく、外はサクッと中はとろけるような食感。5個あっても全く飽きず、ぺろりと完食してしまいました。

■ 食べ歩きにも最高のスタイル
手軽に持ち歩ける串スタイルなので、観光しながらでも気軽に楽しめます。
紙コップに入って提供されるため、手が汚れにくいのも嬉しいポイント。商店街の雰囲気を楽しみながら食べるカキフライは、ちょっと贅沢なB級グルメのような存在でした。
■ ビールとの相性も抜群!
「麦酒」という店名の通り、生ビールやクラフトビールも取り扱っており、カキフライとの相性は言うまでもなく抜群。
今回は車旅だったためグッと我慢しましたが、「飲める人が本当にうらやましい!」と思うほどの組み合わせです。
宮島グルメの中でも、ボリューム感・満足感ともに大満足の牡蠣フライ串。
ちょっとガッツリ食べたい気分のときや、ビール片手に宮島を満喫したい人には特におすすめの一品です!
住所:〒739-0558 広島県廿日市市宮島町1133 錦水館 1階 表参道商店街側
電話番号:0829-44-2131
営業時間:水・木・金 11:00 ~15:00、土・日 10:00 ~16:00
定休日:月、火曜日
支払方法:現金のみ
⛩ 海に浮かぶ神殿へ|嚴島神社を参拝
食べ歩きでお腹も満たされたところで、いよいよこの旅のハイライトともいえる「嚴島神社」へ。
朱塗りの大鳥居と海に浮かぶ社殿は、まさに日本が誇る絶景。写真では何度も見た景色ですが、実際にその場に立つと、神聖で厳かな空気に包まれます。

嚴島神社とは?
嚴島神社(いつくしまじんじゃ)は、広島県廿日市市・宮島にある神社で、1400年以上の歴史を誇る古社。
日本三景のひとつ「安芸の宮島」の象徴として、世界遺産(文化遺産)にも登録されています。
御祭神は「宗像三女神(市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命)」。航海安全や交通安全、商売繁盛、技芸上達のご利益があるとされ、古くから海と深く結びついた信仰の地として、多くの人々に親しまれてきました。
最大の特徴は、海の上に建てられたように見える朱塗りの社殿と、沖合に立つ「大鳥居」。潮の満ち引きによってその姿が大きく変わり、干潮時には歩いて鳥居の下まで行けるという、まさに“生きた景観”が魅力です。
潮の満ち引きで表情を変える幻想的な光景
訪れたのはちょうど干潮の時間帯。
海水が引き、海の上に浮かぶイメージとはまた違う、鳥居の根元まで歩いて行ける状態でした。鳥居の柱に触れると、その大きさと風格に圧倒されます。潮位によって全く違う表情を見せてくれるのが、この神社の面白さ。
満潮時に訪れると、まるで社殿が海に浮かんでいるかのような幻想的な光景が広がるそうで、時間帯によって何度も訪れたくなる魅力があります。
回廊の美しさと静寂な時間
拝観料(大人300円)を払って中へ進むと、目の前に広がるのは、朱塗りの回廊が海上を取り囲むように続く優美な光景。
静かな海と、柱越しに見える大鳥居。潮風と波音、そして足音だけが響く中で、心がすっと落ち着くような不思議な感覚になります。
国宝・重要文化財に指定された建物をゆっくりと歩きながら、日本の伝統建築の美しさや信仰の深さを実感しました。

基本情報
住所:〒739-0588 広島県廿日市市宮島町1−1
電話番号:0829-44-2020
参拝時間:6時30分~18時00分
拝観料:大人300円、高校生200円、中小学生100円(神社)
公式サイト:国宝・世界遺産 嚴島神社 【公式サイト】
まとめ|歴史・自然・グルメが詰まった宮島で、心ほどけるひとときを
旅の2日目に訪れた世界遺産・宮島は、想像以上に見どころ満載の体験型観光地でした。
表参道商店街では、「揚げもみじ」や「牡蠣フライ串」「牡蠣おこ」など、広島ならではのご当地グルメを食べ歩きしながら、気軽に地元の味を堪能。
そして、旅のクライマックスはやはり「厳島神社の参拝」。
干潮時に鳥居の下まで歩いて行けた体験は、きっと一生の思い出になるはずです。
潮の満ち引きや光の加減で移ろう風景は、何度でも訪れたくなる魅力があります。
宮島は、歴史や自然の美しさだけでなく、観光客に優しいサービスや美味しい食文化も整った、癒しと感動が両方味わえる場所でした。
もしこれから訪れる方がいれば、時間に余裕をもって、ゆっくり歩いて、のんびり味わってほしいと思います。
そして、尾道、宮島と広島観光した我々が次に向かうのは本州を離れ九州です!
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