皆さんこんにちはずぴーです。
熊本旅の拠点として選んだ星野リゾートのOMO熊本5に宿泊してきました。熊本駅からほど近く、観光やビジネスにも便利な立地が魅力の都市型ホテルです。チェックインを済ませた後は、地元で人気の居酒屋「おるげんと」へ。美味しい熊本グルメを堪能しながら、旅の夜を満喫しました。快適な客室やOMOならではの地域体験プログラムも含め、実際に泊まって感じた魅力を詳しくレポートします。熊本での滞在を検討している方に役立つ情報満載です!
前回までの経過はこちら!
OMO(星野リゾート)とは?
OMOは、星野リゾートが展開する都市型ホテルブランドで、地域の文化や暮らしを体験できる「ご近所ガイド」や地域限定の体験プログラムが特徴です。単に宿泊するだけでなく、旅先の魅力を深く楽しめるホテルとして人気を集めています。
OMOの名称に付く数字は、ホテルの規模や設備、立地、サービスの内容に応じて区別されています。主なラインナップは以下の通りです。
- OMO1
比較的コンパクトでシンプルな施設が中心のエントリーモデル。都市の中心部で必要最低限の機能を備え、気軽に利用できるタイプです。ビジネスや短期滞在に適しています。 - OMO3
小~中規模で、機能的かつ快適な空間を提供。都市観光の拠点として利便性が高く、気軽に地域の魅力を体験したい人向けです。価格も比較的リーズナブルな設定が多いです。 - OMO5
中規模で快適さと利便性をバランス良く備えています。地域体験プログラムが充実しており、観光をしっかり楽しみたいゲストに最適。OMOブランドの中核をなす存在です。 - OMO7
大型施設で、多彩なサービスや設備を提供。ゆったりとした滞在や多様な体験を求めるゲストに向いています。ファミリーやグループ利用にも適したホテルです。
今回宿泊したOMO熊本5は、都市中心部に位置しながら快適な設備とOMOらしい地域体験が充実したバランスの良いホテルです。熊本観光の拠点として非常に使いやすいホテルブランドの一つと言えるでしょう。

アクセス|街の中心部にあって観光にも便利!
OMO5熊本 by 星野リゾートは、熊本市の中心エリア「下通アーケード」沿いにあり、観光にもショッピングにも抜群の立地です。
🚗 車でのアクセス
・阿蘇くまもと空港から
第二空港線(県道36号線)または国体道路経由で約40分
・九州各地から
九州自動車道「熊本IC」より国道57号線、産業道路経由で約20分
駐車場
・NPC24H 熊本県営駐車場(徒歩4分)
料金:2:00 PM~翌日11:00 AM まで1,100円/1泊
・パスート24 銀座プレス(徒歩5分)
上通(徒歩7分)
熊本中央(徒歩9分)
辛島公園(徒歩13分)
熊本市辛島公園地下駐車場(徒歩13分)
料金:2:00 PM~翌12:00 AMまで1,200円/1泊
🚃 電車でのアクセス
「福岡空港駅」からJR線九州新幹線で「熊本駅」まで約50分
JR「熊本駅」から市電「熊本駅前駅」で約15分、「通町筋(とおりちょうすじ)駅」電停下車、徒歩約1分。
🚌 バスでのアクセス
阿蘇くまもと空港からリムジンバスで約50分、「通町筋」バス停下車、徒歩すぐ
熊本交通センター(桜町バスターミナル)から徒歩約10分
ロビー
フロント|ラフで親しみやすい雰囲気が魅力
エレベーターでフロント階へ上がると、ラフな格好のスタッフさんがにこやかにお出迎え。格式ばらず、気軽に声をかけやすい雰囲気がとても印象的でした。
チェックイン時に「新婚旅行で来ました」と伝えると、なんと晩白柚(ばんぺいゆ)の入浴剤をプレゼントしていただきました!熊本らしいおもてなしにほっこり。
妻は200円で館内着(パジャマ)をレンタルしていましたが、シンプルで着心地もよく、手ぶら旅にもぴったりです。



ラウンジ|カフェ併設でくつろぎ空間に
フロント階にはおしゃれなカフェが併設されていて、宿泊者以外の利用も可能な開かれた空間になっています。




ロビーのインテリアもとてもセンスがよく、ベランダにはソファー席もあり、街なかにいながらもゆったりとくつろげる雰囲気でした。
夜はライトアップされて、ほどよくムードもあって、コーヒー片手に過ごすのもおすすめです。
ただ23時までなので今回は利用はしませんでした。



客室|うつわルームに宿泊。コンパクトでも快適!
今回宿泊したのは、「うつわルーム」という名前の客室。その名のとおり、“器”をテーマにデザインされたユニークな部屋で、熊本の焼き物文化をさりげなく感じられるのがポイントです。

最大の特徴は、器の“縁”をイメージして、壁に沿ってぐるりと巡らされたテーブル。通常の客室ではあまり見かけない造りで、これがとても使いやすい!
広々とした作業スペースとして、荷物を置いたり、パソコン作業をしたり、ちょっとした食事を楽しんだりと、マルチに活躍してくれました。

部屋自体はコンパクトですが、テーブルまわりの工夫や空間の使い方が上手で、窮屈さはまったく感じません。ベッドはシンプルで寝心地も良く、窓からはギリギリ熊本城が見える(笑)というのも、ちょっとした旅のトリビアに。
「機能的でありながら、ちょっとした遊び心がある」──そんなOMOらしい、スマートで快適な空間でした。



アクティビティ
OMO熊本5では、街やホテル内で楽しめる多彩なアクティビティが充実しています。滞在中に体験したい6つの魅力をご紹介します。
むしゃんよか 熊本城Night
ホテル3階の凸凹テラスから、熊本城がライトアップされる夜景を楽しめるイベント。金曜・土曜の夜はジャズライブも開催され、音と光に包まれる贅沢な時間が流れます。
くまモンって、なにモン?!
OMOレンジャーとくまモンが登場し、クイズトークショーを開催。熊本の公式キャラクターを間近で楽しめる、宿泊者向けの人気無料イベントです 。
毎月第2・第4金曜日開催していますが、2025年9月26日をもって終了してしまうみたいです。
かたらんね!熊本お城ばなし
館内で行われる無料のミニ講座で、城主・加藤清正や城の特徴、水の景観などについて学べます。オリジナルマップも配布され、観光にも役立ちます 。
城下マチさるく(街歩きツアー)
熊本の今と昔を知り、もっと熊本を好きになれる街を散策するツアーです。
くまもとGo-KINJO BAR
夕方~夜にかけてフロアをバースペースとして開放。地元スタッフが100軒以上ある熊本のバーをもとに、ゲスト一人一人におすすめのお店を紹介してくれます 。
ご近所マップ
観光ガイドには載っていないような地元密着のおすすめスポットを紹介する「ご近所マップ」が用意されています。これはホテルスタッフ=OMOレンジャーたちが実際に足を運び、セレクトしたお店や名所ばかりを集めた特製マップです。

宿泊料金|星野リゾートなのにこの価格!?手軽さが魅力
今回の宿泊料金は、2名1室で14,000円(素泊まり)でした。
しかも、星野リゾートの公式サイトから当日予約したにもかかわらずこの価格。正直、「星野リゾート=高級宿」というイメージがあったので、この手軽さには驚きました。
もちろん時期や空室状況によって価格は変動しますが、OMOシリーズは“都市観光に寄り添ったカジュアルブランド”というだけあり、リーズナブルかつ満足度の高い滞在が可能です。
全国に展開されているので、「旅先でアクセスが良くて安心感のあるホテルに泊まりたい」「おしゃれで快適なところに泊まりたいけど、あまり予算はかけたくない」という方にはぴったり。
高級旅館に比べて気軽に泊まれる分、グルメや観光に予算を回したい派にもおすすめです。星野リゾート=敷居が高い、という印象をいい意味で覆してくれるホテルでした!
基本情報
住所: 〒860-0808 熊本県熊本市中央区手取本町5-1
電話番号: 050-3134-8095
チェックイン・アウト時間:チェックイン時間: 15:00、チェックアウト時間: 11:00
アクセス:
・熊本市電「通町筋」電停より徒歩約1分
・阿蘇くまもと空港からリムジンバスで約40分(通町筋バス停下車)
駐車場:なし(提携駐車場有)
公式サイト: OMO5熊本 by 星野リゾート【公式】 | OMO5 Kumamoto by Hoshino Resorts
まとめ|街ナカで熊本らしさを感じられる、気軽で快適なホテル
OMO5熊本 by 星野リゾートは、「アクセスの良さ」「地域とのつながり」「快適な客室」を兼ね備えた、非常にバランスの良い都市型ホテルでした。
コンパクトながら使い勝手の良い“うつわルーム”や、スタッフさんの気さくな対応、熊本城を望むラウンジスペース、そしてご近所マップを活用した街歩き体験まで、泊まるだけでは終わらない、地域に触れる宿泊体験が楽しめます。
星野リゾート=高級という印象が強い中で、2人で14,000円という手軽さも大きな魅力のひとつ。
旅の予算を抑えつつ、満足度の高い滞在を求める方にはぴったりのホテルです。
全国に展開されているOMOシリーズ。熊本以外の都市でも活用してみたくなる、そんな“また泊まりたくなるホテル”でした。
熊本旅行を検討中の方は、ぜひ候補のひとつに加えてみてください!
そして翌朝──。
OMOで気持ちよく目覚めた私たちは、熊本観光へ出発!
次回は名城・熊本城観光編をお届けします!