皆さんこんにちはずぴーです。
仙台から車で九州を目指すロングドライブの旅。宮島観光を終え、いよいよ福岡へと向かいます。山口県では「獺祭」で有名な旭酒造の案内板を横目に見ながら高速道路へ。夕暮れ時、関門橋を渡る頃にはすっかり九州の空気に。
この日のメインは、福岡・中洲の夜。屋台グルメと大人気ラーメン店「博多一双」をハシゴして、福岡の夜をしっかり味わってきました。
前回までの経過はこちら!
九州上陸!
宮島を16時ごろに出発し、チェックイン時間に合わせて少し下道を走っていきました。
道中には「獺祭」で有名な旭酒造(2025年6月より株式会社獺祭に社名変更)の精米工場がありました!
宮城も日本酒は美味しいですが、獺祭も本当に美味しい日本酒だと思います。

9時過ぎに関門橋を渡って本州から九州へ上陸!

20時30分ごろ本日の宿泊ホテルの「ホテルモントレ福岡」に到着!
チェックインを済ませて、博多中洲の夜へ繰り出しました!
ネオンがきらめく中洲をぶらり、初めての屋台体験へ!
中洲に到着して、まずは周辺をぶらぶらとお散歩。


都市のど真ん中を川が流れている景色って、なんだかとても心地いいんですよね。ネオンが川面に映る風景もまた印象的で──うまく言葉にできませんが、この“アジアっぽい”雑多な雰囲気、個人的にすごく好きです。テンション上がります!


火曜日の夜にもかかわらず、街には人がいっぱい。特にアジア系の観光客が多い印象でした。橋の上では弾き語りの人がいたりして、ただ歩いているだけでも賑やかで楽しい時間。
有名な「一蘭本店」は長蛇の列で、さすがの人気ぶり。あれだけ混んでるなら、週末はどうなっちゃうんだろう…。


屋台も全体的に賑わっていましたが、運よく空いていた「よっちゃん」という屋台に着席。これが人生初の屋台体験ということで、気分は最高潮!

注文したのは、
- 博多豚骨ラーメン(800円)
- 焼きラーメン(1000円)
- 明太だし巻き玉子(950円)
- ハイボール(600円)
- ジンジャーハイ(750円)
合計で4100円と、やや観光地価格ではありましたが(笑)。
乾杯です!





肝心のお味はというと……正直、ちょっと期待しすぎていたのかもしれません。ラーメンは、良く言えばあっさり、悪く言えば少し物足りない味。焼きラーメンや玉子焼きも「まあまあ」といった感じでした。
ただ、屋台は“味”だけでなく、“雰囲気”を楽しむ場所なんだなと実感。川沿いの夜風を感じながら、旅人と地元の人が入り混じる空間で食べるという体験自体が、なによりのごちそうかもしれません。
このあと、屋台の“はしご”も少し考えましたが、今回は一軒にとどめることに。
「さて、このあと何を食べよう?」と相談しながら、水炊きやもつ鍋にも心惹かれましたが、「鍋は暑いよね」ということで却下(笑)。結局、福岡らしくもう一杯本格的な博多ラーメンを食べに行こうという流れになりました。
濃厚とんこつの名店「博多一双 中洲店」で、締めの一杯!
一蘭本店は前述のとおり大行列だったため、向かったのはもうひとつの人気店「博多一双 中洲店」。
22時ごろの訪問でしたが、カウンター13席はすでに満席。店外でしばし待ち、ようやく中へ。

券売機で食券を購入し、今回は定番のラーメン(850円)と替え玉(150円)をチョイス。

スープ
豚の頭骨・背骨・げんこつを炊き上げてつくるスープは、表面に泡が立つのが特徴で、“豚骨カプチーノ”とも呼ばれているそうです。
ひと口すすれば、しっかりとした豚骨のコクが押し寄せてきます。塩味よりも豚の旨味が際立ち、こってりしていながらもクリーミーな口当たり。とんこつラーメンらしいガツンとした濃厚さがありながら、くどさは感じませんでした。

麺
麺は細めの平打ちで、パツパツとした歯切れの良さがありつつ、どこかツルッとした口当たりも印象的。今回は「硬め」で注文しましたが、思っていたほど硬くはなく、替え玉の「バリカタ」の方がしっかりした食感で好みでした。

替え玉時に“かえし”を少し多めにかけてしまい、やや塩味が強めに仕上がってしまったのは反省ポイント(笑)。次回は調整してみようと思います。
満足の一杯を食べ終え、心もお腹も満たされたところでホテルへ。
福岡の夜の締めにふさわしい、至福のラーメン体験でした。
基本情報
住所:〒810 – 0801 福岡県福岡市博多区中洲2 – 6 – 6
電話番号:092-262-7776
営業時間:19時00分~4時30分
定休日:なし
支払方法:現金のみ
まとめ|屋台の雰囲気と一双の一杯で、福岡の夜を満喫!
宮島から山口を抜け、夜の関門橋を渡ってたどり着いた福岡。
にぎやかな中洲の屋台街では、初めての屋台体験に胸を躍らせながらも、観光地ならではの味と価格にちょっぴり現実を感じたり。とはいえ、屋台ならではの雰囲気や、人との距離の近さは旅の良い思い出になりました。
そして、締めに訪れた「博多一双」はまさに“本命”の一杯。泡立つ濃厚なスープと細麺が織りなす博多とんこつの世界に、しっかりと心を掴まれました。
福岡の夜グルメは、単なる食事ではなく、街の空気ごと味わう体験。中洲のにぎわいととんこつラーメンの香りが、旅の1ページをより濃く彩ってくれました。
そして、次回は九州旅行2日目に宿泊するホテル紹介です!
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