家系好き必食!仙台・鬼道家で体感する濃厚直系スープの衝撃

家系好き必食!仙台・鬼道家で体感する濃厚直系スープの衝撃

ずぴーずぴー

皆さんこんにちはずぴーです。

今回紹介するのは仙台で“本物の家系ラーメン”を味わいたい人に、いま最も熱いのが「王道家直系 鬼道家」。
横浜家系の名門「王道家」から直系のれん分けを受けたこの店は、濃厚でパンチのあるスープ、存在感抜群のトッピング、そしてご飯が進みすぎる海苔・チャーシューのコンボで、多くのラーメンファンを魅了しています。

今回は、そんな鬼道家に夜の部で訪問。人気の「鬼道家ラーメン」と「大ライス」でガッツリと家系の世界に浸ってきました。
食後の満足感はもちろん、細部に宿る“家系イズム”をレポート形式でお届けします!

王道家直系 鬼道家とは?

「王道家直系 鬼道家」は、横浜家系ラーメンの名門「王道家」から直系のれん分けを受け、仙台・青葉区立町に誕生した本格家系ラーメン店です。

王道家直系 鬼道家外観

店主は、かつて仙台市内でG系ラーメンの人気店『鬼首(おにこうべ)』を営んでいた人物。その後、自らのラーメン観を一新すべく、家系の本場・千葉の「王道家」で修業を積み、2023年、満を持して「鬼道家」を立ち上げました。

家系ラーメンの魅力である濃厚でパンチのある豚骨醤油スープモチモチの中太麺ほうれん草・海苔・チャーシューのトッピング、そして白ごはんとの最高の相性──それらを、王道家仕込みの技術で余すことなく味わえるのが特徴。

G系から家系へ──ラーメン職人としての進化を形にしたのが、この『鬼道家』。
二つの系譜を知る店主だからこそ成し得た、旨味とパンチの絶妙なバランスがここにはあります。

アクセス

仙台市青葉区立町──市街地からもほど近く、アクセスの良さが光る場所に「鬼道家」は店を構えています。
最寄り駅は地下鉄南北線の勾当台公園駅で、駅から徒歩約6分ほど。ホテルグリーンパークの1階に位置しています。

近隣にはコインパーキングも複数あるため、車でのアクセスも安心。雨の日でも訪れやすい立地なのは嬉しいポイントです。
今回は少し遠いですが、駐車料金が安い「タイムパーク春日町No.11」に駐車しました。

タイムパーク春日町No.11

店内の雰囲気

接客は家系らしい元気さがありつつ、丁寧でテキパキとした対応。
明るくハキハキとした声かけが店内に心地よく響き、活気に満ちた雰囲気をつくっています。

客層は学生、会社員、年配の方まで幅広い印象。
賑やかさと落ち着きが両立した空間で、ラーメンにしっかり集中できる快適な雰囲気がありました。

食券機

入店前に店外の食券機で食券を購入するスタイルとなっており、メニュー選びを落ち着いてできるのもポイント。
支払いは食券機では現金ですが、手数料で少し高くなりますが以下のサイトからキャッシュレス対応しています。
キャッシュレス支払いはこちら:鬼道家

また、22時以降は深夜料金になるみたいです。

※2025年4月よりこの食券機の写真よりラーメン以外50~100円値上がりしています。

王道家直系 鬼道家 食券

店内はカウンター席が15席、4人掛けのテーブル席が2卓という構成。
ひとりでも入りやすく、グループでの訪問にも対応できる造りになっています。
そして何より目を引くのが、カウンターもテーブルも鮮やかな赤色で統一されていること。
この赤が、家系ラーメン特有の力強さと活気を象徴しているようです!

注目したいのが、卓上にずらりと並んだ調味料の充実ぶり
「無限にんにく」「刻みショウガ」「ラーメン酢」「粗挽きコショウ」「辛味ネギ」など、味変アイテムが豊富に揃っており、自分好みの一杯にカスタマイズする楽しみもあります。
(この日は使用しませんでしたが、通えば通うほど味変の楽しさを味わえる構成です。)

王道家直系 鬼道家 卓上調味料

主役が二人!? 鬼道家ラーメンと大ライスの黄金コンビ

今回選んだのは、店名を冠した看板メニュー「鬼道家ラーメン」(1400円)と、家系に欠かせない「大ライス」(200円)。
鬼道家ラーメンはラーメン(900円)に500円+で味玉、チャーシュー1枚⇒3枚、ほうれん草増量、海苔3枚⇒8枚になります。
ライスにはコロコロチャーシューが乗っていて嬉しいです!

ガッツリ食べる覚悟で挑んだこのセット、結論から言えば“大正解”。ラーメンもライスも、どちらも主役級の存在感です。

王道家直系 鬼道家 鬼道家ラーメン、大ライス

キレとコクの二刀流!濃厚スープに鶏油が決め手

鬼道家のスープは、まさに“家系ど真ん中”。
豚骨と鶏ガラをベースにした醤油スープは、ひと口目からガツンとインパクトを残しつつ、しつこすぎない絶妙なバランスに仕上がっています。

特筆すべきは、表面に浮かぶたっぷりの鶏油
レンゲでひとすくいすると、鶏油の香りがふわっと広がり、口当たりはまろやか。スープに深みとコク、そしてほのかな甘みまで与えています。

今回は味濃いめ・油多めで注文したため、やや塩気は強めでパンチのある仕上がり。
もししょっぱさが気になったらスープを割ってもらうことも可能とのこと。

濃厚なのに重たくない、不思議な中毒性のあるスープ。
ガツンと効かせた醤油ダレのキレと、鶏油のコクが見事に共存していて、まさに“二刀流”の旨さがここにありました。

王道家直系 鬼道家 鬼道家ラーメン スープ

もちっとガチッと。スープと共鳴する中太ストレート麺

鬼道家の麺は、中太ストレートタイプ
王道家直系らしく、見た目はやや平打ち気味で、食感はもちっとしながらもしっかりとしたコシがあります。

今回は硬め指定でオーダー。これが大正解。
一口噛むたびに、もちっとした歯ざわりと、表面のツルッとした口当たりが感じられ、濃厚スープをしっかり持ち上げてくれます。
スープの鶏油がしっかり絡むことで、麺自体にもしっかりとした旨味が乗ってきます。

時間が経ってもダレにくく、後半になっても食感がしっかり残るのも好印象。
「濃いめ・多め」で頼んだスープとの相性は抜群で、まさに“噛みごたえも味のうち”という感覚を楽しめました。

王道家仕込みのこの麺、仙台で味わえるのは貴重です。
スープと麺が「一体」となって完成する家系の世界観を、しっかりと表現していると感じました。

王道家直系 鬼道家 鬼道家ラーメン 麵リフト

トッピング全員主役級!味玉・チャーシュー・ほうれん草の完成度

鬼道家のトッピングは、一つひとつの存在感が際立っていて、どれも「脇役」に収まらない主役級の仕上がりでした。

味玉

まずは味玉
半分に割ると、黄身がとろ~りとろける絶妙な半熟加減
白身にはしっかりと味が染みており、単体でも成立するクオリティの高さ。
スープに少し沈めて温めてから食べると、さらにコクが増して極上の味わいになります。
ライスと一緒に食べるのも贅沢です。

王道家直系 鬼道家 鬼道家ラーメン 味玉
王道家直系 鬼道家 鬼道家ラーメン 味玉

チャーシュー3枚

続いてはチャーシュー
厚みのある大判サイズで、脂身と赤身のバランスがよく、しっとり柔らか。
特に印象的なのは、ほんのり漂うスモーキーな香り
噛むごとに肉の旨味がじゅわっと広がり、「ラーメンの具」という枠を超えた一品料理のような存在感を放っています。

王道家直系 鬼道家 鬼道家ラーメン チャーシュー

ほうれん草

たっぷり盛られたほうれん草は、濃厚スープと相性抜群。
青菜特有のほんのりした苦味が油の強さを中和し、箸休め的存在でありながら味のバランス役も担っています。
もちろんご飯との相性も良く、スープに浸したほうれん草をライスの上に乗せると、一気に優しい旨味が広がります。

王道家直系 鬼道家 鬼道家ラーメン ほうれん草

海苔8枚

そして圧巻なのが、海苔がなんと8枚も乗っていること。
しっかりとした厚みのある海苔は、スープに浸してもすぐには崩れず、食感と香りをしっかり残してくれます。

王道家直系 鬼道家 鬼道家ラーメン 海苔

ライスは脇役にあらず。ラーメンと並ぶもう一つの主役

家系ラーメンにおいて、ライスはただのサイドメニューではありません。
むしろラーメンと対等なもう一人の主役──鬼道家の大ライスは、まさにその言葉にふさわしい存在でした。

ラーメンに乗っているトッピングどれを合わせてもウマい!
ラーメンのトッピングというよりライスのためにあると言っても過言ではないです笑

ラーメンが濃厚だからこそ、ご飯の甘みと熱がちょうどよく中和してくれる。
そして何より、ラーメンの美味しさを最後まで飽きさせない力がライスにはあるのだと実感しました。

「鬼道家ラーメン+大ライス」は、食べ応え・味の変化・満足感、すべてを備えた黄金タッグ。
初訪問なら、迷わずライス付きで注文することをおすすめします。

王道家直系 鬼道家 鬼道家ラーメン コロチャーシュー
王道家直系 鬼道家 鬼道家ラーメン  海苔巻きご飯

かなり腹パンになりごちそうさまでした

王道家直系 鬼道家 鬼道家ラーメン  完食

基本情報

王道家直系 鬼道家
  • 住所:〒980-0822 宮城県仙台市青葉区立町27−32 ホテルグリーンパーク 1階
  • 営業時間:火~金曜日 昼11時00分~14時30分、夜17時00分~23時00分、土日曜日 11時~23時(15時~15時30分スープ調整)
  • 定休日:月曜日
  • 駐車場:なし(近隣コインパーキングあり)
  • 支払方法:現金、キャッシュレス(やや割高)決済サイト 鬼道家

公式X:王道家直系鬼道家 スタッフ募集中(@kidouya_sendai)さん / X

公式Instagram:王道家直系 鬼道家(@kidouya_sendai2024) • Instagram写真と動画

まとめ

ずぴーずぴー

仙台・青葉区立町にある「鬼道家」は、王道家直系の看板に恥じない本格派の家系ラーメン店でした。

濃厚ながら飲み干せるキレのあるスープ、もちもち食感の中太ストレート麺、豪華トッピングの完成度。
そして何より、ラーメンとライスを一体として楽しむ“家系らしさ”を存分に味わえる構成が圧巻です。

トッピング一つひとつが手を抜かずに仕上げられており、特にチャーシュー・味玉・海苔・ほうれん草のクオリティは絶品。
海苔で巻いたご飯にチャーシューをのせ、スープで仕上げる“巻きご飯”は、家系好きなら一度は体験してほしい極上の組み合わせでした。

店外の券売機、赤を基調とした活気ある店内、元気で気持ちのよい接客と、味・雰囲気・サービスすべてにおいて満足度の高い一軒です。

仙台で“ガチ”の家系を求めるなら、鬼道家で間違いありません。
家系初心者も、家系ヘビーユーザーも、一度足を運べばその実力に納得するはずです。